常田研究室は1996年4月に理工学部応用化学科内に誕生しました。その後、2007年4月の理工学部再編に伴い、理工学と医学分野との融合を図るミッションを持って、先進理工学部生命医科学科/大学院先進理工学研究科生命医科学専攻に移ることになり、新しく生まれ変わりました。
また、2008年4月には、東京女子医科大学の隣接地に新設された先端生命医科学センター(通称TWIns)に研究場所を移しました。
私たちは,細菌を対象とした様々な研究を行ってきました。自然界には多種多様な細菌が存在し、地球上の元素循環、土壌や水環境の浄化、および農地の肥沃度向上などに寄与しています。一方、人間や動物の命を脅かす病原細菌が存在することも忘れてはなりません。
私たちは、環境中に存在する未培養の細菌を分離してその生理・生態を明らかすること、およびバクテリオファージを用いた細菌感染症治療技術(ファージセラピー)の開発を進めています。研究テーマは,機能解析手法の開発から分子メカニズムの解明,そして応用技術の開発に至るまで幅広いレンジで設定し,医療・健康・食品・環境分野へ貢献することを常に念頭に置いた実学的研究を展開しています。
(研究テーマの詳細はこちらをご覧ください)
Location
〒162-8480 東京都新宿区若松町2-2 早稲田大学先端生命医科学センター
早稲田大学先進理工学部生命医科学科 常田研究室 代表:常田 聡 (教授)

常田聡 教授